能登地震の住宅損壊8万棟超に 石川、2170戸で断水続く
石川県は21日、能登半島地震による住宅の損壊被害が8万1242棟となったと発表した。14日時点から約1600棟増えた。内訳は全壊8221棟、半壊1万6584棟など。輪島、珠洲両市では計2170戸で断水が続いている。 県によると、住宅被害の最多は輪島市1万4816棟。七尾市1万4157棟、志賀町7204棟などが続く。調査中の自治体もあり、さらに増える可能性がある。 避難者数は3598人となった。このうち学校などの1次避難所には1935人、ホテルや旅館など2次避難所に1608人がとどまっている。 地震の犠牲者は直接死230人と災害関連死の疑い15人の計245人と公表。