小野伸二が札幌のホーム開幕戦に来場! 新キャプテン就任のMFに「大丈夫ですかね?(笑)」
「北海道がひとつになるために自分も協力したいなと」
北海道コンサドーレ札幌は3月10日、J1第3節で浦和レッズと札幌ドームで対戦。このホーム開幕戦の試合前には、昨シーズン限りで現役を引退したレジェンド小野伸二氏がピッチサイドに登場した。 【PHOTO】「北海道がひとつになるために!」コンサドーレ札幌の“O.N.O”を務める小野伸二が札幌ドームに来場! 現役時代には札幌、浦和ともに在籍し、華麗なプレーで観客を魅了してきたテクニシャンの名前が読み上げられると、会場全体から大きな拍手が上がった。 小野氏は今季、札幌のアンバサダーに就任し、役職名は「One Hokkaido Nexus Organizer(ワンホッカイドウ ネクサス オーガナイザー)」で、略称は「O.N.O」に決定。インタビュアーからの「ONOとしてこられた」との声掛けには「ONOじゃなくても来ますよ!」と返しつつ、こう語った。 「今日来てくださっているたくさんのサポーターを含めて、北海道がひとつになるために自分も協力したいなと。人が温かい。そういうところが、(現役時代、札幌に)これだけ長く所属させていただいた理由じゃないかなと思う。 札幌も浦和もそうですけど、長くいさせてもらえたのが自分にとっては良い経験でした。感謝を形にしたかったというのはあります」 また今シーズンの開幕前には、札幌のキャンプに参加していた小野氏は、「羨ましいなと。本当にサッカーができるのは良いことだなと噛みしめながらやらせていただいた」と感想を述べた。 今季から新キャプテンに就任したMF荒野拓馬について問われると、「大丈夫ですかね?(笑)」とジョークも交えつつ、「チームをしっかり盛り上げてくれるし、色んな人、上の先輩方を見てきた、ずっと一筋で札幌で育った選手なので、経験してきたことを若い子たちに伝えられるような、バランスの取れた選手。チームを良い方向に引っ張ってほしい」と期待を寄せた。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)