オランダ、連立政権づくり協議 極右が第1党、反発多く難航も
【ブリュッセル共同】22日のオランダ下院総選挙で反移民、反EUの立場を取るポピュリスト政治家ウィルダース党首の極右、自由党(PVV)が第1党となったことを受け、各党幹部が24日、連立政権づくりの進め方を協議した。ロイター通信が報じた。 PVVが過半数を確保するには2党以上との連立が必要で、ウィルダース氏の過激な主張に反発する政党が多い中、難航するとみられる。 PVVと選挙戦でいずれも移民流入抑制を主張した中道右派、自由民主党(VVD)と中道の新党、新社会契約(NSC)の計3党が組めば過半数を確保できるが、両党はEUからの離脱には反対の立場だ。