サンフレッチェ広島がACL2開幕4連勝でGL突破が決定!途中出場の加藤陸次樹のヘディング弾でシドニーFCを下す!
サンフレッチェ広島は7日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループE第4節でシドニーFCと対戦した。勝てばグループリーグ突破が決まるアウェイの一戦で、サンフレッチェは3日に行われたJ1第35節の京都サンガFCとの一戦からフィールドプレーヤーを総替え。今季限りで現役引退を発表した青山敏弘らが先発に名を連ねた。 前節ではホームでシドニーFC相手に2-1で競り勝ったサンフレッチェは、開幕3連勝を達成。グループ最大の難敵相手に勝ち点を持ち帰れるか、注目の一戦となった。先に決定機を迎えたのはアウェイチーム。開始5分、右サイドのパスワークから満田誠が抜け出すと、グラウンダーのクロスを供給。これをマルコス ジュニオールが右足で合わせたが、GKに阻まれる。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25 徐々にペースを握り出したホームチームも18分にチャンスを迎える。アナス ウアヒムのスルーパスを受けたアドリアン セゲチッチがボックス内中央で左足を振り抜いたが、ゴール左に外れた。さらに41分には、パトリク クリマラが左サイドを抜け出してGKとの一対一を迎えたがGK大迫が防いだ。 押し込まれていたサンフレッチェだったが、前半アディショナルタイムにこの試合最大の決定機を迎える。またしても満田が右サイドを攻略すると、逆サイドに走り込んでいた柏好文にラストパス。しかしこれはうまくヒットせずに、決めきることはできず。前半0-0で折り返す。 そして迎えた60分、サンフレッチェが先に試合を動かす。左サイドを駆け上がった志知孝明の質の高いクロスを、投入されたばかりの加藤陸次樹が頭であわせて先制ゴールを奪った。その後、シドニーFCは前への圧力を高めてきたが、GK大迫の活躍もありゴールを許さない。反対にサンフレッチェはカウンターから好機を作ったものの、得点には至らず。 試合はこのまま終了し、1-0でサンフレッチェの勝利。開幕から無傷の4連勝でグループステージ突破を決めた。 【得点者】 60分 0-1 加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)
フットボールチャンネル編集部