侍ジャパン・隅田知一郎、リリーフで1回2安打無失点 自主トレで弟子入りした和田の現役引退発表受け「現役を辞められても、目指すのは変わらない」
侍ジャパン・練習試合(5日、日本代表-広島、宮崎・清武運動公園)9日に開幕する野球日本代表「侍ジャパン」の隅田知一郎投手(25、西武)が五回に3番手で登場し、1回を2安打無失点に抑えた。 2死から末包、仲田に連打を浴びたが、8番・石原を内角直球で見逃し三振に仕留めた。「変化球を投げたかったので、首を振って多めに投げさせてもらった。ヒットになったボールはちょっと高めに浮いたんですけど、それ以降はしっかり空振りを取れたので、上々かなと思います」と振り返った。 この日、自主トレで弟子入りしたソフトバンク・和田毅投手(43)が今季限りでの現役引退を発表した。ニュースになる前に連絡があったといい「びっくりしました。ずっと目標にしている方だったので」と驚いた様子を見せ、「実績もあって、取り組む姿勢、人間性も素晴らしい方。現役のときに関われてよかったかなと。感謝しています」と思いを打ち明けた。 現役引退の報告を受け、和田には「現役を辞められても、目指すのは変わらない。和田さんを目指して追い越していけるように頑張ります」と伝えたといい「応援してもらえるような選手になりたい」と力を込めた。