「お前のせいでDDTはメチャクチャになったんだ」棚橋弘至の“横一線”発言を恨み続けるKONOSUKE TAKESHITAが9年越しの復讐を熱望!
7日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』が開催。KONOSUKE TAKESHITAが棚橋弘至に宣戦布告を行った。 G1 CLIMAXは、“世界一過酷”との呼び声も高い新日本プロレスの夏の風物詩たるリーグ戦。 今年はA,B両ブロック合わせて20選手が参戦。7月20日に開幕し、現在は8月18日の最終戦に向けてリーグ戦は終盤戦を迎えている。 今年のG1の目玉の1つは、DDTのトップ選手でありAEWでも大活躍中のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)の初参戦。この日、TAKESHITAはBブロック公式戦でエル・ファンタズモと対戦した。 旧知の仲である2人はゴングが鳴るとガッチリ握手。 互いの手の内をよく知る2人は互いの大技をかわし合いながらもエルボー合戦は足を止めて真っ向勝負。ファンタズモがトペ・スイシーダ、ラ・ケブラーダ、スワンダイブ式スワントーンボムからライオンサルトと飛び技で畳み掛ければ、TAKESHITAはブーメランアタックをキャッチしての旋回式ブルーサンダーボムで迎撃しテーブルクラッシュを狙っていく。 ファンタズモはコーナー上の攻防を制して雪崩式フランケンシュタイナーからサンダーキス’86。さらにリバース・フランケンシュタイナーからラリアット、CR IIと畳み掛けて行くが、TAKESHITAはエプロンからテーブル上への人でなしドライバーで一発逆転。 ファンタズモはTAKESHITAの顔面にツバを吐きかけて意地を見せ、サドンデスをぶち込む。TAKESHITAは強烈なエルボーやダブルレッグ・スープレックスホールド、ラリアット、ザーヒー、レイジングファイヤー(※旋回式ファルコンアロー)と連撃して3カウントを奪った。 バックステージに戻ったTAKESHITAはファンタズモへの愛を込めて“ライリー”と呼んで2人の思い出を振り返り、ついに叶った初対戦の感慨に耽る。 しかし、その後は表情を一変させ「棚橋弘至、なんかのコメントで読んだよ。今、若い選手がオメーとみんな闘いたがっていて、それがまるで最後の思い出作りのようだって。違ぇよ。俺は違ぇよ。復讐だ。あれからDDT、めちゃくちゃになったんだよ。全部オメーのせいだ。わかってんのか、自分が言ったこと?棚橋弘至、いつとは言わねぇ。『G1 CLIMAX』終わったら、俺から逃げんなよ」と棚橋への恨みを募らせた。