サッカー元日本代表・細貝萌が引退後に始めたこと「自分が使いこなせると自信をもって言えるように」
今季限りで現役引退を発表していたサッカー元日本代表・細貝萌(38)が12日に群馬市内で引退会見を行った。今後は、ザスパ群馬社長代行兼GM就任する。 【写真を見る】サッカー元日本代表・細貝萌が引退後に始めたこと「自分が使いこなせると自信をもって言えるように」 20年の現役生活に終止符を打った細貝は「今思えばあっという間だった」と振り返り、「サッカー選手を夢見て小さい頃からサッカーをずっとやってきて、その中でたくさんの方に支えてもらって、本当に幸せな20年間だったなと思います。サッカーが自分に与えてくれたものは非常に大きくて、ほとんどのものをサッカーが自分に与えてくれたなと思っています」と涙をこらえながら話した。 細貝は2005年に浦和レッズに加入。2011年からはドイツのアウクスブルクなど海外のリーグを渡り歩き、日本代表としてはAFCアジアカップ(2011)で代表初ゴールを決めた。2021年には自身の地元・群馬のクラブチームであるザスパクサツ群馬(2024年からはザスパ群馬に名称変更)に移籍し、J2通算37試合で1得点だった。 ザスパ群馬は自身にとって特別なチームだという。「2005年に浦和レッズに入団した同じタイミングでJリーグに参入してきたザスパ群馬は自分のサッカーの歴史と重なる部分があり、どのカテゴリーであっても、このクラブでスパイクを脱ぐことを決めていた。それを達成できたことは誇りに思う」と思いを口にした。 現役引退後は、2025年2月1日付でザスパ群馬の社長代行兼GM(ゼネラルマネジャー)に就任することが決まっていて、チーム強化やスポンサー営業、アカデミー育成を担当する。「海外クラブの経験を活かしながら、群馬にとって良いと思うことは、どんどんトライしていきたい。現場が少しでも良い体制になるように僕自身努力していきたい」と意気込んだ。 最近始めたことは「パソコン」だといい、「今まで自身のスケジュール管理等でパソコンは使用していたが、今後社長代行兼GMとして仕事していくうえで、よりビジネスよりにパソコンを使用するので、自分が使いこなせると自信をもって言えるようになりたい」。チームのためフロントからサポートしていく。
■細貝萌(ほそがい・はじめ) 1986年6月10日生まれ MF 前橋育英高~浦和レッズ~レバークーゼン~アウクスブルク(期限付き移籍)~レバークーゼン~ヘルタ・ベルリン~ブルサスポル~シュツットガルト~柏~ブリーラム・ユナイテッド~バンコク・ユナイテッド~ザスパ群馬 J1通算120試合5得点、J2通算37試合1得点、日本代表通算30試合1得点。
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