【女子バスケ】林咲希3Pを6本成功も...試合直前は「緊張でエアーしていた」
◇FIBA女子オリンピック世界最終予選 ハンガリー開催 日本 86-75 スペイン(日本時間9日、ハンガリー) 【画像】パリ五輪最終予選に向け意気込むキャプテン林咲希選手 バスケットボールのパリ五輪出場をかけた世界最終予選が、日本時間9日に開幕。FIBAランク9位の女子日本代表は、同4位のスペインを86-75で下し、白星発進しました。 勝利の立役者であるキャプテンの林咲希選手は、6本の3ポイントシュートを決めるなど躍動。しかし、試合前は緊張で全く入らなかったと明かしました。 前半だけで5本の3Pシュートを成功。後半は警戒される中で1本を沈め、この試合8本中6本と75%の高い決定率を記録。馬瓜エブリン選手とならび両チーム最多20得点を記録しました。 五輪出場権がかかる大事な最終予選の初戦。頼れるキャプテンは、直前の練習でシュートがボードやリングに当たらずに外れる“エアボール”があるほど緊張していたと明かします。 それでも試合に入ると、立ち上がりに2本続けて3Pシュートを成功。「開いたら打とうという気持ちで打った。1本目入ったので2本目も打っちゃえと思って、打ち切ってそれが入ったおかげでいい流れに持ち込めたのが良かった」と振り返ります。 第2Qには、一時3点差まで詰め寄られましたが、3本の3Pシュートを成功。相手に流れを渡さなかった林選手は「今決めきることが自分の仕事。今までそういう練習も苦しい場面でもしっかり決めきるってところを意識してやってきた。みんなが踏ん張ってくれたおかげで自分も決めきることができたのでチームで勝ちきった1試合だと思います」と締めくくりました。 ▽日本の対戦日程※日本時間 ()内はFIBAランキング 9日 スペイン(4位) 〇86-75 10日 ハンガリー(19位) 11日 カナダ(5位)