補強ド下手くそ!? リバプール歴代大損移籍(4)史上最悪レベル…。活躍しないが暴言は吐く。大失敗の悪童FW
世界屈指のビッグクラブであるリバプールは、過去に数多くの大物選手を獲得してきた。もちろんその中には大成し、チームに欠かせない選手たちもいるが、一方で期待に応えられず、獲得時を大きく下回る金額で売却せざるを得ない選手たちもいた。今回は、クラブ史に残る大損移籍をピックアップして紹介する。
マリオ・バロテッリ(元イタリア代表) 生年月日:1990年8月12日 獲得額:2000万ユーロ(約32億円) 放出額:フリー 差額:2000万ユーロ(約32億円) リバプールで見せたマリオ・バロテッリの姿は、マンチェスター・シティで見せたそれとは全く異なるものだった。 バロテッリは10代のころからインテルで頭角を現し、10/11シーズンからシティでプレー。ピッチ内外での破天荒な行動でたびたび周囲を騒がせていたが、その実力は本物で、11/12シーズンはリーグ戦13ゴールを記録し、クラブを初のリーグ優勝に導いている。 その後、12/13シーズン途中に移籍したACミランでエースとして活躍していたバロテッリは、2014年夏にリバプールへと加入する。ルイス・スアレスという大エースを放出した当時のリバプールは、バロテッリにスアレスと肩を並べるほどのストライカーとしての活躍を求めていただろう。 しかし、移籍後の同選手は全くいいプレーを見せることが出来なかった。リーグ戦で記録したのはわずか1ゴール。ブレンダン・ロジャース監督との関係も最悪で、バロテッリはミラー紙を通じて「ロジャースは今までで最悪の監督だった」と言及している。 14/15シーズンが終わると、バロテッリは古巣ミランへとレンタル移籍。1年間のレンタル期間が終わり一時リバプールに復帰したが、ユルゲン・クロップ監督は彼を構想外に。シーズンオフにニースへとフリーで退団することとなった。
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