【北海道 2024年版】春の絶景・風物詩10選 五稜郭公園星型のお堀が桜の花びらで染まる
◆石山緑地
札幌市内の石山エリアにある「石山緑地」は、かつて建材に最適とされた札幌軟石の産出地で、その札幌軟石の巨大な石切り場跡を公園へと再生させたのがはじまりとされる。 特に注目したいのは、切り立った岩肌の造形美が印象的な「南ブロック」。自然の石の造形とアート作品が融合し札幌軟石を使用したユニークなアートを創出する彫刻家集団CINQ(サンク)がデザインした南ブロックは、まるで異国にいるのような気分を味わうことができる。 知られざる絶景として、北海道や札幌に何度か来たことがあるリピーターの方におすすめ。 石山緑地(いしやまりょくち) 所在地 札幌市南区石山78-24外
◆春の羊蹄山
日本百名山のひとつに数えられている羊蹄山。独立峰のその美しい姿は、蝦夷富士と呼ばれ親しまれている。 羊蹄山のふもとにある公園やビュースポットから羊蹄山を見ると、残雪の羊蹄山と春の花木や、躍動感ある新緑の景色と一緒にカメラにおさめることができる。 目の前に遮るものが無く羊蹄山が大きく広がる倶知安町の「八幡ビューポイントパーキング」は大迫力の羊蹄山を見ることが。写真を撮影したり、絵を描く人が多く集まるとっておきの絶景スポットになっている。 羊蹄山そのものも美しいが、京極町の「ふきだし公園」や例年5月中旬から咲く倶知安町の「三島さんちの芝ざくら」など、羊蹄山を背景にすることで、春の絶景がより美しく映るのも魅力だ。 春の羊蹄山(はるのようていざん) 所在地 北海道倶知安町・京極町・喜茂別町・真狩村・ニセコ町
◆天狗山
小樽市街中心部から車で約15分の場所にある、標高532.4メートルの天狗山は、小樽のシンボル。山頂には「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009」に一つ星として掲載された展望台など、天狗山からの眺望を楽しめるさまざまな施設が整備されている。 札幌の藻岩山、函館の函館山とともに「北海道三大夜景」と言われている夜景の名所としても有名。 そんな天狗山に2021年、誕生したのが「TENGUU テラス」。天狗桜展望台に設置されたテラスから望む小樽の港と街は、まさに小樽の魅力を詰め込んだ天空の絶景。 日中や夜の街並みと、青い空や海の絶景を、イスに座りながらゆったり眺めるのがおすすめ。ジップラインや熱気球など新しいアクティビティも体験してみて。 天狗山(てんぐやま) 所在地 北海道小樽市最上2-16-15