稲葉メルヘン牛うまい 富山県のクロスランドおやべでBBQ、地元産陶板・たれで舌鼓
富山県小矢部市営の稲葉山牧野(ぼくや)で育てているブランド和牛「稲葉メルヘン牛」をPRするバーベキューイベント「牧野祭」が9日、クロスランドおやべで初めて開かれた。秋晴れの下、多くの家族連れらが高級肉の味に舌鼓を打った。10日まで。 小矢部市やJAいなば、市観光協会でつくる実行委員会が企画した。メルヘン牛は年間出荷約80頭と希少で、肉質の格付けが最高ランクの「A5」。ロースやモモを中心に約130グラムを2千食用意した。 来場者は県内唯一の瓦メーカー、みのわ窯業(同市蓑輪)の陶板で肉を焼き、しょうゆ製造販売の畑醸造(同市浅地)が手がけた専用の焼き肉のたれなどで味わった。 家族4人で訪れた同市石動小学校2年の吉田裕志郎さんは「食べるのを楽しみにしていた。やわらかくておいしい」と顔をほころばせた。 会場で1食2千円の当日券を販売し、追加料金で炭火焼きも楽しめる。肉はテイクアウトできる。午前10時~午後3時。北日本新聞社後援。
旬の野菜に行列 市農業祭 小矢部市農業祭が9日、クロスランドおやべで始まり、旬の野菜をはじめ、多彩な食品を販売した。10日まで。 牧野祭と同時開催。市内14地区のJAいなば青壮年部はカブやキャベツ、ネギ、ハクサイなどを出品し、来場客が行列をつくった。新米や焼きそば、豆乳鍋、アユの塩焼きといった販売ブースも人気を集めた。 三つの店舗で買い物をした人に市特産の鶏卵をプレゼントした。北日本新聞社協賛。