勉強を続けるのが苦手なあなたへ。挫折しない「目標設定」のコツ5つ
③本気で目指したい「ロールモデル」をリストアップする
自分の将来像が今よりも具体的に想像しやすくなり、目標達成に向けた計画も立てやすくなる 単純に自分のやりたいことをリストアップするだけでは、具体的な目標に気づけないことがあります。たとえば、「英語ができるようになりたい」とひと口に言っても、「どのような場面で英語が使えるということなのか?」「どのくらいのレベルでできることなのか?」など、さまざまな要素がありますよね。 そこで効果的なのが、ロールモデルを見つけ、その人の具体的な成果をリストアップすることです。 【「ロールモデル」のリストアップ例】 ◆職場の○○さん ・英語で流暢に電話対応ができる ・海外出張に行き、英語でプレゼンや交渉をこなしている ・海外営業部で活躍している(昇進し、年収も高い) ・英会話スクールで一番上のクラスにいる ・TOEIC900点以上 ・英文メールが書ける ・英文の電話やFAX、メールが来たときに、同僚から頼りにされることが多い その人のどんな点に憧れるのか、どんな点を真似してみたいかを書き出しましょう。そうすることで、目標達成後のリターン(例:海外営業部で年収が高いなど)や、目標達成のための方法(例:英会話スクールAに通い、一番上のクラスにいるなど)が明確になります。 そして、キラキラと輝くロールモデルの存在は、あなたに、自分の目標に対する確信を与えてくれます。「こうなりたい!」と思える存在が可視化されることで、目標への意識が高まり、努力する力も湧いてきます。
◆ロールモデルの見つけ方
1.身近な人から見つける 職場の上司や同僚、友人や家族など。身近な人をロールモデルにすると、直接話を聞くことができたり、そばで観察できたりするメリットがあります。普段から関わりが持てるので学べることが多いですし、ありのままの姿を知ることができます。自分と何が違うのか、自分には何が足りないのか、自分との比較もしやすいです。 2.著名人から見つける 自分が興味のある分野の著名人や、自分が就きたい職種や業界で活躍している有名人など。大きな夢や高い目標を目指す人や、視野を広げたい場合は、著名人をロールモデルにすることをおすすめします。いま自分が生きている世界では思いつくことのない思考や価値観をもっていたり、成功の秘訣やノウハウを知っていたりすることが多く、刺激的で迫力があるからです。 著名人は、自分には手の届かないような存在に思えるかもしれません。しかし、本人へのインタビュー記事やネットなどでよくよく調べてみると、意外と自分にも真似できそうなところや、その存在に近づくためのヒントが見つかることも多いです。 また、受験勉強や資格試験の勉強に取り組みたい方々には、合格体験記を読むこともおすすめします。