シンママの婚活は失敗する? そのわけは……【40代をモテ期に変える格言】
オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。シンママがもう一度幸せな結婚をするためにはどうすべき? 【写真】「40代をモテ期に変える格言」をもっと見る ◇荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー 「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数30万人を誇る。
シンママの再婚は失敗する? そのわけは……
読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。 秋も本格化してきましたね。お出かけが楽しいシーズン、ぜひ気になる人を誘ってみてほしい時期です。 さて、今回はシングルマザーの恋愛・婚活について。難解なテーマがきましたね(笑)。 今どき、離婚は珍しくないですし、もう一度結婚したいシンママさんってたくさんいると思います。でも、子供や周囲からは賛否両論の反応があったり恋愛はしたいけれどもう結婚はこりごり……という方もいらっしゃるかもしれません。大前提として、僕はシンママを応援しています。シンママ全員に幸せになってもらいたい。だからこそ今回は生温い応援ではなく、リアルな目線で叱咤激励をさせてください。
シンママ婚活は結婚条件の棚卸しが生命線
「シングルマザーですが、また恋愛できますか?」そんな相談を受けることがよくあります。一度は決めた相手との結婚生活が終わった後、傷ついている状況でもあり、もう一度恋愛をするのには勇気がいりますよね。 シングルマザーが婚活をするのって、やはり難易度が高いんです。もういちど婚活市場に自分を売りに出そうと考えた場合、その″市場価値”は独身時代と天地の開きがあると考えてください。婚活市場では、‘結婚って素敵だよね’とかいう綺麗事じゃなくて、皆リアル。男性側の立場としては、いくらシンママのあなたのことを好きになったとしても、知らない元旦那の子供を生涯かけて自分が育てて……となると相当の覚悟がいる。魅力的な独身女性がたくさんいる中で、わざわざ苦労して法定相続人をひとり、なんならもっと追加するって何のため?と男性が思うのも当然です。そうなると、やはりシンママ側も相当頑張らなきゃいけないし、お相手の条件も更新する必要があるんです。 そう、どんなシンママも、相手を見る目が厳しすぎます! 自分の婚活市場価値は下がっていくのに、です。人間としての経験値が高くなればなるほど「そういう人はよくないよね」「こういう人はダメだよね」と、男性に対する見方が厳しくなってしまうのは仕方のないこと。よもや、離婚直後は基本的に心身ともにズタボロの状態。人同士の信頼関係が損なわれた場合ってダメージが半端ない。次は失敗したくないというブロック機能が強く働いてしまうのは理解できますが、条件だらけだとすぐ手詰まりになってしまい、恋愛も婚活も次には進めません。 例えば、前回の結婚では、相手を外見やスペックで選んでいたとします。その感覚が残ったままに、次の相手にはさらに、自分を大切にしてくれる人じゃないといやだという条件が追加されたら、それはただ条件が厳しくなっただけ。本当に今そのすべてを自分が相手に求める条件なのかも棚卸ししないと、なかなか合う人にはめぐりあえませんよね。新しいものを得たいなら、まず古いものを捨てることを意識してみてほしいんです。つまり、前の結婚の時には条件で落とした相手にも目を向けてみること。