【夏の熱疲労対策】脱くすみ&熱!体の芯から癒す「冷やしケア」
1日の熱がこもった頭部を、できるだけすみやかに冷やす方法を美容家・瀬戸口めぐみさんが伝授。9月になっても残暑は続くので、暑さを感じる間は毎日続けることが大事。合言葉は「その日の熱はその日のうち」! 〈画像〉一日の熱疲労解消に使いたい「おすすめアイテム」
いつものケアじゃ防ぎきれない! 「熱疲労」に要注意
瀬戸口さん 強烈な紫外線や猛暑、寝苦しさによる睡眠不足が続く夏。熱は頭部に溜まりやすいので、体だけでなく脳も疲れ果ててしまうんです。これが熱疲労の正体。パソコンを連続使用すると熱くなり、処理能力が落ちるようなものですね。紫外線は防げても熱をシャットアウトするのは難しいので、対応策が必要
10月、11月にたるみ・むくみ・くすみが発生する!
疲れるのは体や脳だけなのかと思いきや、その負担は肌にも出てくるのだそう。 瀬戸口さん 頭部、つまり顔に熱がこもっている状態が長く続くと、肌も当然、乾いてしまいます。だらだら汗をかいていればわかりやすいですが、ほてりによる不感性発汗だと自覚なく乾燥が進み、真皮のハリや弾力にも悪影響が。これが続けば、秋の初めには水分不足によるくすみやたるみ、水分がうまくめぐらないことによるむくみなど、さまざまな肌トラブルが顕在化してきます
夏だけは毎日続けよう【冷やしケア】
【1】朝晩のスキンケアに投入! 精製水パッティング&ローションパック 瀬戸口さん フェイスラインやあご下は、コットンが指に触れないように持ち、少したるませた状態で下から上にパッティング。圧をかけず、空気を送るようなイメージ。頬は普通の持ち方で、潤すことを目的にパタパタ
【2】熱がたまりやすい目から上を冷やす
瀬戸口さん デジタルデバイスを見る時間が長くなればなるほど、眼精疲労や脳疲労によって目から上に熱がたまりやすくなります。オーバーヒート状態の頭部を冷やすため、シートやクールキャップなどを上手に取り入れてみてください
【3】日中のケアにも! 目薬で目ごとクールダウン
瀬戸口さん 潤いを補給するだけでも、熱を冷ますことはできます。クールタイプにこだわる必要はないけれど、眼精疲労にアプローチしてくれるような目薬なら効率がいいですよね。疲労回復したいとき、熱を感じたときに点眼を 撮影/市谷明美(人物)、高橋一輝(静物) イラスト/ちばあやか モデル/八木夏穂(VOCEアンバサダー) 取材・文/穴沢玲子 構成/渡辺瑛美子 Edited by 渡辺 瑛美子
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