路地の隅々まで熟知しているガイドと共に、ドバイの下町グルメを堪能!
スパイス・スークでは初めてみるものも多数。興味がつきないディスプレイと品揃え。
スパイス・スークは、ディラ側の船着場を降りてすぐのところにある、全長140mほどのアーケード商店街。スパイス、ハーブ、薬草、香木、ナッツ、ドライフルーツ、オイルなどを扱うお店が軒を並べています。どこも個性的な入れ物にスパイスを山盛りにしていて、とてもエキゾチック。際限なく写真を撮りたくなってしまいます。値段は交渉次第なところもありますが、事前に街中のスーパーなどでの価格を調べておけば安心。高価なサフランが思いがけない値段で入手できたりもします。クミン、ターメリック、コリアンダーシードなども日本よりは安価。基本的には安全に買い物を楽しめますが、一部のしつこい客引き(特に日本語での)にはご注意を!
スパイス・スークから出発する下町グルメツアー。ガイドブックには載ってない美味がたくさん待っている。
庶民の暮らしが息づくオールド・ドバイ。このエリアには、昔ながらのローカルな味を伝える屋台や小さな店がたくさんあります。ガイドブックには載っていないそうした店に個人で行くのは至難の技。そんな時にぜひ利用したいのが〈FRYING PAN ADVENTURESフライング・パン・アドヴェンチャーズ〉という食専門のツアー会社が主催する〈Dubai Souks and Creekside Food Walk(ドバイのスークとクリークエリア食べ歩きツァー) AED435~〉です。 創業者のアルヴァ・サリーム・アーメドさんはオールド・ドバイ出身。店の1軒1軒、路地の隅々まで知り尽くしたエキスパートです。ツアーでは、アルヴァさんが厳選した、色々なジャンルのバラエティに富んだ美味しいものを食べ歩き。ただ食べるだけではなく、その食べ物のことからドバイに根付いた背景、文化に至るまで丁寧に解説してくれて、豊富な知識に圧倒されます。
インド人街を抜けて最終目的地の老舗ケバブ店へ。
迷路のような細い路地が続くインド人街では、揚げ物ストリートに突入。路地の両側がインドの揚げ物店で埋め尽くされていて圧巻です。一般の観光客が絶対に来られないようなこうした場所も、アルヴァさんと一緒なら安心。何を言っているのか全然わからないけれど絶え間なく続く呼び込みの声のリズムが面白く、揚げたてのパコラも美味です。道中には、モスクの隣にヒンズー寺院がある広場があり、ドバイの宗教的寛容さを目の当たりにすることもできます。 いろいろ食べて歩いて足もお腹もそろそろ疲れてきたところで、最終目的地の老舗ケバブ店へ。マトンやチキンは特製のヨーグルトソースでマリネされて柔らかく、マトンのミンチのケバブはジューシー。炭火で焼かれて薫香をまとい、ひとくち食べる度にああビールがあればと思います(ドバイのローカルな店では基本的にアルコールは置いていません)。相当お腹がいっぱいになっているはずなのに、名店の焼きたてケバブが美味しすぎてペロッといけてしまうのが嬉しいやら恐ろしいやら。満腹のお腹をさすりながら、美味な夜がふけていきます。 注:各店名は参加者のみに紹介なためここには記載できませんが、興味がある人はぜひツアーに参加してみてください。通常のツアー料金AED435は最後のケバブレストランがアラブ料理レストランになります。料金はツアーガイド、すべての食事、付加価値税込み。カスタマイズもできるので(今回のケバブレストランはカスタマイズ)、申し込み時に相談を。