J1広島・青山敏弘 ベストプレーは「ファンサービスかな(笑)」 「常に尊敬できるいいクラブ」引退会見一問一答
今季限りでの現役引退を発表したJ1・広島の元日本代表MF青山敏弘(38)が21日、広島市内のホテルで引退会見を行った。広島一筋21年。クラブ歴代最多となるJ1通算433試合出場を誇るバンディエラは「尊敬するサンフレッチェ広島というクラブで引退できることをうれしく思う」と話し、9年ぶりのリーグ制覇にも決意をみなぎらせた。以下、一問一答。 ◇ ◇ -今の気持ちは。 「21年間の現役生活、全てをささげさせていただいた、そういう大きな誇りを胸に引退できることをうれしく思います」 -21年の日々を振り返って。 「毎日、目いっぱい頑張っていたので、気づけば21年という長いキャリアになりましたけど、毎日グラウンドで勝負する時間が最高に楽しかったですね」 -印象に残るシーンは。 「やっぱり初優勝ですね。クラブも選手が抜けていく中でもはい上がって、成長してきたと思っている。その形が優勝になったのは本当にうれしかったですね」 -ベストプレーは。 「ファンサービスかな(笑)。僕のパワーになっていましたし、あの関係性が僕の1番の成功の秘訣(ひけつ)ではないかなと思っています」 -ケガからはい上がる原動力は。 「僕にとってはケガも挫折も挑戦だった。乗り越えるだけじゃなくて進化してやろうって手術台に立つたびに思っていた」 -広島愛を貫いた理由は。 「常に尊敬できるいいクラブだと僕は思い続けてきました。だからこそ僕はこのクラブで頑張り続けることができた」