調布の子育てカフェで懇談会「aonaとは何だったのか」 来春閉店後見据え
調布の「子育てカフェaona(あおな)」(調布市布田4)で2025年1月7日、懇談会イベント「aonaとは何だったのか」が開催される。(調布経済新聞) 「ここで育てたい」まちづくりを理念に掲げ、ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネットが運営する同店。物価高騰などにより継続運営の見通しが立たなくなったことから、2025年3月31日で9年11カ月の営業に幕を下ろすことになった。 2012(平成24)年6月から2015(平成27)年3月まで、深大にぎわいの里(深大寺元町1)で子育てカフェ「ちょこカフェ」を運営してきた実績を元に、同年4月21日、調布駅前の再開発ビルに同店をオープン。「食事をする目的で自由に来ることができるカフェがあれば、子育て中の人の交流が生まれ、助け合って次世代を育むことができる」と同店を開店した。 閉店に当たり、懇談会「aonaとは何だったのか」を開催。事前のアンケートも募集する。 同団体の事務局長で同店店長の杉山裕子さんは「力不足で継続できなかったが、aonaで行ってきたことを何か別の形で実現できないか模索し続けたい。事前アンケートでは、aona利用の有無やイベント参加不参加にかかわらず、広く皆さんの声や知恵を聞かせていただければ」と話す。 懇談会は同日に2回開催(1回目=14時~16時30分、2回目=18時~20時30分)。参加費は1,000円(軽飲食付き)。アンケートの回答と懇談会の申し込みはウェブサイトで受け付ける。
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