ニコラ・ヨキッチが開幕戦黒星で課題に言及「僕たちはシュート力のあるチームではない」
デンバー・ナゲッツは、日本時間10月25日(現地24日)に本拠地で行われたオクラホマシティ・サンダーとの開幕戦に87-102で敗れた。大黒柱のニコラ・ヨキッチは、チームが抱える課題を指摘している。『The Athletic』のサム・アミック記者が伝えた。 第1クォーターで7点差を付けられたナゲッツは、第3クォーターに突き放されてしまい、最大20点差のビハインドを負う苦しい展開。ヨキッチが16得点(フィールドゴール6/13、3ポイント1/3、フリースロー3/4)、12リバウンド、13アシストと通算131回目のトリプルダブルを達成したが、ベンチメンバーは計16得点にとどまった。 チームのスタッツに目を向けると、シュート成功率35.7%(98本中35本成功)、うち3ポイントシュートは成功率18.4%(38本中7本成功)と苦しんだ。アミック記者によれば、ヨキッチは敗因について見解を述べたという。 「僕たちはマイケル(ポーターJr.)とジャマール(マレー)を除くと、シュート力のあるチームではない。全員、安定していない。ムラがあるわけではないけど、平均的なシューターだ」 もっとも、チームの指揮を執るマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「パニックになる必要はない」と冷静に現状を受け止めている。 「シュート面はたしかに私の中での懸念事項だ。KCP(ケンテイビアス・コールドウェル=ポープ。今夏にオーランド・マジックへ移籍)のような3ポイント成功率40%を誇る選手を失ったんだからね。クリスチャン・ブラウンは今夜素晴らしかった。クリスチャン・ブラウンはKCPにはなれない。だから我々はそれを理解し、CB(ブラウン)のありのままを受け入れる必要がある。CBはいいディフェンスをし、争い、フロアを走った。パニックはない」 10月27日(同26日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦以降、ヨキッチを含めたナゲッツの面々がどのようにアジャストしていくか、見ものだ。
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