DeNA・ジャクソン投手

■プロ野球　SMBC日本シリーズ2024第1戦　DeNAーソフトバンク　（26日　横浜スタジアム） セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、2017年以来7年ぶりの日本シリーズ進出のDeNAの先発・ジャクソンが日本シリーズタイ記録の5者連続三振を記録した。 スタメンは1番センター・桑原、2番セカンド・牧、3番レフト・佐野、4番ファースト・オースティン、5番サード・宮崎、6番キャッチャー・戸柱、7番ライト・梶原、8番ショート・森敬、9番ピッチャー・ジャクソンのオーダーを組んだ。 先発のジャクソンは今季25試合に登板、8勝7敗、防御率2.90。前回の10月19日・CSファイナル第4戦の巨人戦（東京ドーム）は6回1/3を6安打4失点（自責3）で負け投手。今季交流戦での対戦はない。 初回は柳田に四球を出すも、今宮から空振り三振、戸柱が盗塁を刺す好守もあり3人で封じる。しかし2回表に、四球と7番・牧原の左翼線への二塁打で2死二、三塁。8番・甲斐は満塁策で申告敬遠で満塁とし、9番・有原を迎えるも右前2点適時打を浴び先制を許す。それでも1番・柳田を空振り三振に封じる。 さらに3回は周東、今宮、山川から三者連続三振で前の回から4者連続。続く4回も先頭の栗原から空振り三振を奪い、74年村田兆治氏（ロッテ）、94年槙原寛己氏（巨人）に並ぶ日本シリーズタイ記録の5者連続三振。正木は右飛で記録更新とはならずも30年ぶりの記録となった。2死から牧原に四球も、8番・甲斐を見逃し三振で4回まで7奪三振。 一方の打線は14勝（7敗）でパ・リーグ最多勝のタイトルを獲得した有原に対し、初回は2死から佐野の中前安打、オースティンの四球で一、二塁も宮﨑が二ゴロに倒れ先制ならず。2回裏には1死から梶原が中前安打を放つも後続が倒れると、3回は1番からの好打順で三者凡退に終わった。