年収1000万円以上は日本に5.5%!2025年は高年収を目指したい…それでも高収入とは言い難い?(一覧つき)
2025年が幕開けとなり、「今年こそは高収入を目指したい」と考えている方も多いでしょう。 ◆【一覧表】日本に年収1000万円以上は5.5%!では世帯年収だと狙いやすい? 高収入のひとつのラインとして、「年収1000万円」を思い浮かべる方もいると思います。 国税庁が9月に公表した最新資料「令和5年分 民間給与実態調査」によると、2023年の日本の給与所得者の平均年収は「460万円」でした。 日本の給与所得者の平均年収は、ここ数十年400万円台を推移しています。そのため「日本の一般的な年収は400万円台」というイメージが強く、その倍以上となる「年収1000万円以上」の割合が気になりますね。 では、日本の給与所得者の中で「年収1000万円以上」の人はどのくらいいるのでしょうか。 個人での年収だけでなく、世帯年収にも迫ります。さらに、彼らの貯蓄事情も参考にすることで、資産形成におけるポイントを考えていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【年収1000万円以上は何割?】日本の給与所得者の年収割合
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」からは、日本の給与所得者の年収事情がわかります。 給与階級別の人数から年収1000万円以上の割合を出した結果、下記のとおりとなりました。 ●年収1000万円以上の割合(男女別) ・全体:5.5% ・男性:8.6% ・女性:1.4% 2023年の1年を通じて勤務した給与所得者のうち、年収1000万を超えた人の割合は、全体の5.5%ということです。 男女別に見ても男性で8.8%、女性が1.4%であることから、会社員や公務員が年収1000万円超となるハードルは非常に高いことがうかがえますね。 一方で、最近では共働き世帯が増えています。一人では難しくても、世帯であれば「年収1000万円」を目指せる可能性もあるでしょう。 次章にて、世帯年収1000万円以上の割合を見ていきます。