安保瑠輝也の「お前はイランの反則王」にカリミアンは安保を男性器呼ばわり。外国人なら何を言っても許されるのか…【RIZIN 雷神番外地】
RIZINが12月26日、都内で会見を開き「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2部で行われる「雷神番外地」の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の対戦相手が前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)となることを発表した。 安保は当初、元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ/ゴールデンボーイ・プロモーションズ)と対戦の予定だったが、ガルシアのケガで試合が延期されることが18日に発表されている。 2部については22日に行われた会見で、BreakingDownファイターを中心とした朝倉未来の選抜選手とBLACK ROSEを中心とした平本蓮の選抜選手との対抗戦を行うことを発表。安保は朝倉軍の一員としてメインに出場し、対戦相手については後日発表となっていた。 会見には安保はリモートで、カリミアンは会場で参加。画面越しに激しい舌戦を繰り広げた。 カリミアンは登場するや安保の等身大のパネルとの2ショットのフォトセッションとなったのだが、いきなりヒザ蹴りでパネルを破壊。大荒れを予感させる幕開けとなった。
2人の試合はRIZINスタンディングバウトルールで体重は100.0kg契約、2分6Rの判定決着ありというルールで行われる。 安保は冒頭、会見以降の平本蓮とのSNSでの一連のやり取りの中で「ファンに期待をさせてしまうところがあった。申し訳なく思っている」などと謝罪。そのうえで「シナ・カリミアンが手を挙げて参戦してくれた。まあガルシアに比べれば1億倍くらい格下。彼は反則王。K-1でクルーザー級王者だった時代もあるが、ファイターとしては何一つリスペクトしていない。ガルシア戦に向けてハードなトレーニングを積んできた俺の前に立ちはだかる相手ではない。それでも僕の試合を見たいとたくさんの人が言ってくれたので、今回はカリミアンを派手にリング上でぶっ倒したい」とカリミアンをバッサリと切って捨てたうえで反則王呼ばわり。 カリミアンは10月のK-1大阪大会でのクラウディオ・イストラテ戦で、クリンチの際に後頭部を殴られたと主張し、戦闘不能となりノーコンテスト、前戦となった14日のK-1代々木大会での木村太地戦ではカリミアンのローブローで木村が戦闘不能となり、前代未聞の2試合連続ノーコンテストとなっている。 この安保の発言にカリミアンは「私は京太郎選手をボクシングで倒した。今回はボクシングを教えてやろうかという気持ち」と返すと安保は「ボクシングを教えるとかいう前に、お前はそもそも演劇部じゃん」と言うやイストラテ戦でのカリミアンの動きを真似て「俺がボクシングと演技の仕方を教えてやる」と言い放った。
【関連記事】
- 安保瑠輝也の「お前はイランの反則王」にカリミアンは安保を男性器呼ばわり。外国人なら何を言っても許されるのか…【RIZIN 雷神番外地】
- 安保瑠輝也の対戦相手は前K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアン。2分6Rのスタンディングバウトルールに【RIZIN 雷神番外地】
- 大晦日の第2部は「雷神番外地」として開催。YURAがK-1の朝久泰央にOFGマッチへの変更を要求。安保瑠輝也はBLACK ROSE解体を宣言【RIZIN】
- ガルシアvs安保戦の延期に伴い第1部は中止。第2部の詳細は12月22日に朝倉未来、平本蓮出席のもと発表へ【RIZIN DECADE】
- 前K-1王者の朝久泰央が平本蓮、篠塚辰樹と合流。大晦日のRIZIN第2部に参戦か