血糖値のコントロールにも! ココナッツの嬉しい健康効果 5つ
最近ではスーパーやコンビニなどでも見かける、ココナッツウォーターやローストココナッツ。少し前までは、リゾート地や海辺で楽しむイメージがあったけれど、実は簡単に日々の食事に取り入れることができて、私たちの体に良い影響をもたらしてくれる。
米国農務省(USDA)のデータによると、ココナッツには豊富なタンパク質や食物繊維、そして多くのビタミンやミネラルが含まれているそう。NYを拠点とする登録栄養士で認定カウンセラーのローラ・イウ氏は、「ココナッツには、さまざまな健康効果があります」「ココナッツミート(白い果肉部分)には、食物繊維やビタミンB群に加えて、銅、マンガン、鉄なども豊富に含まれており、ココナッツウォーターからは電解質(イオン)を摂取することができます」と話している。
ここでは、5月7日の「ココナッツの日」を記念して、ココナッツにまつわる疑問や、5つの健康効果について専門家が解説。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 From Good Housekeeping US
栄養価は?
細切りの生ココナッツ100グラム(約1.25カップ)あたり: 354キロカロリー 脂質:33.5グラム 飽和脂肪酸:29.7グラム 炭水化物:15.2グラム 食物繊維:9グラム 糖質:6.23グラム タンパク質:3.33グラム カリウム:356ミリグラム マグネシウム:32ミリグラム カルシウム:14ミリグラム ビタミンC:3.3ミリグラム 鉄:2.43ミリグラム ビタミンB6:0.054ミリグラム ビタミンA:0ミリグラム では、具体的に私たちの体にどのような影響を与えるのか、5つの効果をチェックしてみよう。
1)エネルギーを高める
イウ氏は、「ココナッツミートには、中鎖脂肪酸が豊富に含まれています。これは飽和脂肪酸の一種で、すばやくエネルギーとして代謝されるので、特に運動をする人には有益です」と語る。最も効率的な方法は、運動前と運動中、そして運動後に摂取すること。 また、登録栄養士で『The Plant Love Kitchen』の著者でもあるマリサ・ムーア氏は、「ドライココナッツをグラノーラに入れて朝食にしたり、ドライフルーツやナッツと混ぜたりしていただくのが、風味も増しておすすめです」と話す。