衆院選での自公敗北、個人投資家はどう向き合えばいいのか
衆院選で劣勢を伝えられた石破首相。政権が不安定化すれば日本株にも影響が及びそうだ(写真:Takashi Aoyamai/Getty Images)
去る10月27日、衆議院議員選挙が行われました。当初から自民党・公明党の連立与党が過半数を維持するかが焦点でしたが、結果は過半数を大きく割り込むことになりました。 これで形の上では「少数与党」となったわけで、野党が一致団結すれば野党から首相を誕生させることができるようになりました。 実際は野党共闘は難しいでしょうが、少なくとも言えることは「政権運営が不安定な状態になった」ということです。 株式マーケットでは、長期安定政権を好む傾向にあり、長期政権下では株価も大きく上がることが多いです。一方、短命政権だったり、政局が繰り返されるような場合は株価も軟調になりがちですので、今後の日本株にとってはあまりよくない形で選挙を終えた、ということになります。
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足立 武志