【高校サッカー】阪南大高6発大勝! FW硲が中学時代の筋力トレで身につけた快足生かし2得点
◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 阪南大高6ー0新潟明訓(2024年12月31日 NACK5スタジアム大宮) 阪南大高は6―0の快勝で初戦を突破した。サイドからの攻撃が鍵とみて、FW硲(はざま)冬真を左サイドに置く布陣でスタートし、これが当たった。50メートル走6秒0の俊足を生かして前半9分に左足で先制点。24分にも相手DFを抜いて2点目。「夏は期待してもらったが、なかなか試合で出せない期間が続いた。ちょっとずつよくなって、自信になった」と夏場の不振からは完全に抜け出した。中学生の時にパーソナルトレーニングで筋力を鍛えて身につけたスピードはチームの大きな武器になっている。 大勝発進にも浜田豪監督は「新潟明訓はバランスが良く、そこにうちの子がどれぐらいできるか不安だった。前半も3―3ぐらいの内容、気を引き締めないと」と笑顔は見せなかった。