DF中谷進之介が決勝ヘッド!! 2度先行許したG大阪、湘南に逆転勝利で天皇杯8強入り!!
[8.21 天皇杯4回戦 G大阪 3-2 湘南 パナスタ] 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は21日、4回戦を開催。パナソニック スタジアム 吹田ではガンバ大阪と湘南ベルマーレが対戦し、G大阪が3-2の逆転勝利を収めてベスト8進出を決めた。 【写真】「ものすごいメンツ」…リバプール豪華3選手に囲まれたMF長野風花 前半11分に試合を動かしたのはアウェーの湘南だった。左サイドでボールを受けたMF小野瀬康介が中央のMF奥野耕平に送る。巧みなトラップでボールを落ち着かせた奥野が、右足のコントロールショットでネットを揺らした。 元G大阪の2人によるラインで湘南が先制したものの、すぐさまG大阪が追い付く。高い位置でのボール奪取を成功させると、右サイドから左へと展開。最後はMFネタ・ラヴィのパスを呼び込んだMF山下諒也が狙いすました右足のシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。 しかし、35分に再び湘南が勝ち越し。右サイドを駆け上がったDF岡本拓也が送ったグラウンダーのクロスに対し、ニアサイドに走り込んだFW鈴木章斗が右足ダイレクトで合わせてゴールを陥れた。だが、41分、MF鈴木徳真が蹴り出したFKをDF福岡将太が打点の高いヘディングで合わせ、G大阪が追い付いて前半を折り返した。 後半は2-2のままスコアが動かずに進むと、18分に湘南がMF鈴木雄斗とMF茨田陽生を同時投入。22分にはG大阪ベンチが動き、MFファン・アラーノとMFダワンをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。 すると、31分、鈴木が蹴り出したCKをDF中谷進之介がヘディングで叩き込み、G大阪が勝ち越しに成功。その後、G大阪に追加点こそ生まれなかったものの、湘南の反撃を許さずに逃げ切って3-2の逆転勝利を収めた。