楳図かずおさん「胃がん」で逝去 前兆となる“5つの初期症状”や予防法を医師が解説
・「胃がんの初期症状」についてよくある質問 ここまで胃がんの初期症状を紹介しました。ここでは「胃がんの初期症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。 編集部: 胃がんの手遅れとなる末期症状を教えて下さい。 木村先生: 胃がん末期の症状としては、胃ががんによって正常に機能しなくなり、胃からの栄養吸収や消化ができなくなることにより体重が減ってきます。また、末期に腹水が溜まり、足のむくみや排尿障害もでてきます。そして、胃以外の臓器にも転移します。胃がんでは肝臓への転移が起こりやすく、その際には腹痛・背部痛や倦怠感、黄疸などが現れます。
編集部まとめ
今回は、胃がんの初期症状について解説しました。 早期の段階では、胃がんではほとんど症状が出ない場合が多いですが、胸焼けなどの症状が出現することもあります。気になる症状があれば、早めに消化器内科を受診しましょう。 ※この記事はMedical DOCにて【「胃がんの前兆となる5つの初期症状」はご存知ですか?予防法も医師が解説!】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
【この記事の監修医師】 木村 香菜先生 名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。