早くも「タイトル獲得を決定づけるゴール」の声も... 旗手怜央が首位攻防戦で決勝ビューティフル弾! 現地メディアが激賞「他とは一線を画す技を披露」
現地時間12月4日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第15節で、首位セルティックは2位のアバディーンを1-0で下し、6連勝を飾るとともに、リーグ無敗を維持している。 【動画】旗手が首位攻防戦で決勝ゴラッソ! 勝点4差で迎えた敵地での首位攻防戦、攻勢に立ちながらもなかなかゴールが奪えないセルティックだったが、終盤に入った78分にようやく先制。それはグレッグ・テイラーの縦パスを旗手怜央がゴール前に走り込みながら胸トラップし、ボレーでゴール左隅に流し込むという難易度の高いものだった。 リーグでは8節の同カード以来となる得点でチームに勝点3をもたらした旗手に対し、クラブはSNSで「見事なフィニッシュ」と賛辞を贈り、公式サイトでは「テイラーが正確なボールをペナルティーエリア内に蹴り込むと、旗手はそれを巧みに胸でコントロールし、落ち着いて左足でGKロス・ドゥーハンの横を抜いてゴールを決め、今季4点目を記録して、遠征中のセルティック・ファンを熱狂させた」と得点場面を伝えている。 ブレンダン・ロジャーズ監督は、「最も困難な状況」での勝利を喜び、2位に勝点7差をつけたことについては「まだ14試合を終えたばかりであり、先は長い」と指摘しながらも、「しかし、選手たちを称賛しなければならない。彼らは本当に強い精神力と真の野心を持って試合に臨み、その結果、パフォーマンスが上がってきた」とコメント。そして決勝点についても「最終的に素晴らしいゴールが生まれた。素晴らしいチームプレー、テイラーの素晴らしいパス、そしてレオが見事にゴールを決めた」と言及した。 現地メディアの報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「旗手は見事な形で均衡を破り、セルティックのヒーローとなった」、英国公共放送「BBC」は「旗手が見事なフィニッシュで勝利を決定づけた。その美しいゴールは、荒れた天候とは対照的で、厳しい夜における一瞬の輝きだった」と、それぞれが背番号41を称賛。さらに後者は、「正直に言えば、リーグ戦は終わった。旗手のスターとしての活躍により、今やどこもセルティックに追いつけないことはほぼ確実だ」とも綴っている。 日刊紙『THE SCOTSMAN』は、「旗手が他の選手とは一線を画す技を披露」「テイラーの正確なパスを受け、アバディーンのDFニッキー・デブリンが残ったためにオンサイドとなった旗手は、胸でボールを受けてから冷静にファーポストに流し込んだ。その落ち着きぶりは、タイトル獲得を決定づけるゴールに相応しいものだった――多くの人々がこのゴールをそう解釈しているのも納得である」と、こちらもこのゴールがリーグの趨勢をも決する重要なものだったという捉え方だ。
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