アーセナルに不安材料…カラフィオーリがイタリア代表離脱か、トッテナム戦出場は不透明
アーセナルに所属するDFリッカルド・カラフィオーリが負傷によりイタリア代表チームを離脱したようだ。8日、イタリアメディア『スカイスポーツ』やイギリスメディア『アスレティック』が伝えている。 カラフィオーリは現地時間6日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ2第1節のフランス代表戦に3バックの一角として先発出場。しかし、71分にアレッサンドロ・バストーニとの接触で宙を舞ったウスマン・デンベレの足が左ふくらはぎに直撃し、負傷交代を余儀なくされた。 不運な形でケガを負ったカラフィオーリは、試合翌日に行われたトレーニングを欠席。イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は「リッカルドの状態は検査する必要があるが、スタッフの力で次の試合に出場できる可能性は十分にある」と、現地時間9日に予定されているイスラエル代表戦での起用も示唆していたが、同選手の状態には注目が集まっている。 そんなカラフィオーリだが、一足先にイタリア代表を離脱し、所属チームであるアーセナルに戻ることとなったようだ。これにより、9日に控えるイスラエル代表戦は欠場することが決定的に。同選手は今後、アーセナルのメディカルスタッフによる検査を受けたうえで回復に努めることになったと報じられている。また、ローマ所属のMFロレンツォ・ペッレグリーニも同じく負傷により代表チームを離脱したという。 なお、アーセナルは今週末の現地時間15日にトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”を控えているが、この試合にカラフィオーリが出場できるかは現時点で不透明。イギリス紙『イブニング・スタンダード』は遅くとも9月中には戦列復帰を果たす可能性が高いとの見方を示している。 同じ街を本拠地とする“宿命のライバル”との直接対決を控えるアーセナルだが、前節ブライトン戦で退場処分となったイングランド代表MFデクラン・ライスは出場停止。また、負傷を抱えている日本代表DF冨安健洋とスペイン代表MFミケル・メリーノも欠場する見込みだ。一方で、直近のリーグ戦2試合でメンバー外となっていたブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスについては、トッテナム戦で復帰を果たす可能性があるという。
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