ニットに付いている謎の紐「これの役目は?切ってもいい?」切る派、切らない派、どちらも深い理由があった!
「ニットの服を買うと上部についてる、この紐は何のためですか?切ってもいいですか?」 【写真】この紐のことです SNSでもよく見かけるこの「洋服についている謎の紐どうするか問題」、先日もスレッドへの投稿で話題になりました。投稿文に登場する「この紐」とは、ニットやブラウスの肩口に付いている「細ヒモ」のことを指しています。 投稿主の柳田智恵さん(@chieppuu)によると、今年に入ってから娘さんのために購入したニットに付属していたようで、改めて「これは、役割りがあるのか?」と疑問を持たれたそう。 「紐は付いているけれど、活用したことないなぁ」 「私もこの紐気になってました!」 「ハンガーにしがみつくための紐」 「ハンガーループという名前です」 この投稿のコメントには、私も知りたい!という声から、この疑問のアンサーとなるポストまでさまざまな声が集まりました。用途としては「ハンガーにかける時にずり落ちないよう防止するための紐」のようですが、さらにコメントを読み込むと、この紐を「切る派」「切らない派」が見受けられます。 「洗濯の時もハンガーにひっかけておくと、ずり落ちないので便利だから、切らなくてもいいと思います」 「切らずに着用すると首元からでて不恰好になってしまうので、切っていただくのが良いかと思われます!」 「私、切ったら着た時に肩がずり落ちて大変だったの」 「服を着たときに、外にピロッと紐が出がちだから、買ったらすぐ切る!」 「ズリ落ち防止もありますが型崩れ防止でもあります。もしハンガーで干さず、横置きで干して畳んでしまっていれば切ってしまっても構いません」 これらをはじめ、切る派、切らない派からさまざまな意見が集まりましたが、実際のところ、疑問は解消されたのでしょうか? 柳田智恵さんにお話を聞きました。
アパレル経験者からの適切なアドバイスも!
「今回の私の素朴な疑問に、知見がある方々からコメントをいただきましたが、さまざまな意見がありましたので、結局どれが正しいのは迷いましたが」 紐があると着用時にずれにくく便利、着用した時にタグのように外に出てしまうこともあるので切るべき……など、異なった意見に戸惑ったそうです。そんな中、アパレル従事経験者の貴重な意見がコメント欄に投稿されました。 「元GU店員ですが、この紐は必要がなければ切って大丈夫です。カーディガンや首もとが広い洋服はすぐ落下するので、ハンガーからの落下することを防止するためのヒモです」 コメントでもたくさん出ていたように、ハンガーに掛けて店内に陳列する際、落下防止の役割があったのですね!確かに、ニットはハンガーからずり落ちやすいということで自宅では畳んで保管することが主流です。そして、こちらの紐は陳列の事情から量販店のニットウエアに付いていることが多いそう。 ちなみに、柳田さんは、「よく見たら切ってしまっても、伸びたりはしないような位置に付いてはいますね。でも、怖いので切ってないです(笑)」