ヒット作「多喜火鉈」が手のひらに乗るほどの超ミニサイズに!でもちゃんとバトニングができる本格派
太い薪を割ったり、小枝や樹皮を払ったりと、焚き火まわりでさまざまな用途に使える鉈(ナタ)。特に林の中で拾い集めた枝で火を起こそうとする場合、集めた枝を目的に合わせて整えるのにかなり使えるアイテムです。 【マスタード色がおしゃれな牛革製専用ケースを見る】 ただキャンプビギナーや手の小さな女性の中には、刃渡りの長い鉈の取り扱いには戸惑いを感じることも。もっと小さく、小回りのきくサイズがあったらいいのに… 。そんな願いを叶えてくれるのが、BABACHO「多喜火鉈 Flake(フレーク)」(8800円)。本体全長わずか132mm、手のひらに乗るほどのかわいいサイズです。
ミニサイズと侮るなかれ、本格仕様でガッツリ使えます
BABACHOとは、金属の町として知られる新潟県三条市において、明治以来金物卸を営む馬場長金物が2020年より展開しているアウトドア向けオリジナルブランド。地元三条の職人とともに、こだわり仕様の小割鉈「多喜火鉈 110mm」、シャープなフォルムがモダンな「多喜火鉈 ステンレスナイフ型」など、焚き火周りでの利用に特化した多彩なラインナップを展開してきました。 この冬新たに登場した「多喜火鉈 Flake」は全長132mmで刃渡りは57mmと、これまでにないミニミニサイズの小型鉈です。 小ぶりなサイズとキュートなルックスから入門者向けの簡易的なアイテムと軽んじることなかれ。板厚はしっかり5mm、またブレードがハンドルまで貫通したフルタング構造の本格仕様になっているのも頼もしい。素材に関しては、刀身部分には刃物鋼を、ハンドル部分にはウォルナットを使用。刀身が短く先端が尖っていないため、いい意味で刃物としての抵抗感が少ないのも◎。マスタード色がおしゃれな牛革製専用ケースも周囲の注目を集めそう。 刃物の扱いに慣れない初心者や女性からも「これなら使ってみたい!」なんて声が上がるかも(ただしあまりにも太い薪のバトニングにはやはり向かないため、そこは適材適所でのアイテム選択を)。子どもと一緒に薪割りの練習をするのにもいいですね。
<文/&GP>