カーリング女子「最後の最後は楽しんだもん勝ち」2連覇のかかる決勝は日韓戦
◇パンコンチネンタルカーリング選手権 準決勝 日本10-8アメリカ(日本時間3日、ケロウナ) 【画像】予選の韓国戦でラストショットを投じる藤澤五月選手 試合中に「アイスがよく滑る」という声。ストーンが思ったよりも滑ってしまい、狙いの場所にステイできず苦戦する場面が見られたカーリング女子日本代表(ロコ・ソラーレ)。終盤までリードを許す苦しい展開が続きましたが、終盤に底力を発揮。 2点ビハインド第10エンドでは、正確なショットを見せ2得点を奪い同点とし、エキストラエンド(延長戦)に持ち込みます。そして第11エンドでは、藤澤五月選手が見事なドローショットを決め、スチール。勝負強さを見せ大逆転勝利で決勝への駒を進めました。 試合後、スキップの藤澤五月選手は「本当にみんながいい形を作ってくれていた中で、しっかり決め切るのがスキップの役割。チームショットを、最後ラストエンドでも使えて、しっかり全員で決めきれた。全員で勝ち切れたのはすごくうれしい」と、終盤でのチームの強さに手応えを感じていました。 2連覇のかかる決勝の相手は、唯一予選で敗戦した韓国。「予選で韓国に負けてしまっているので、もう1回リベンジすることができる喜びがある。緊張感のある試合にはなるかと思う。最後の最後は“楽しんだもん勝ち”という部分もあると思うので、しっかり集中もしつつ、楽しみつつ、いい試合ができたら」と決勝に向けて意気込み。 決勝戦は日本時間5日の午前2時に行われます。