【現役ドラフト】巨人から畠世周が阪神へ「かけがえのない時間を過ごすことができました」
NPBの第3回「現役ドラフト」が9日、オンライン(非公開)で実施され、巨人は日本ハムから田中瑛斗投手(25)を獲得。畠世周投手(30)が阪神へ移籍となった。 【現役ドラフト】移籍選手一覧 畠は近大から16年ドラフト2位で入団。伸びのある直球は大きな武器で、1年目の17年は7月19日・中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初勝利を挙げるなど主に先発で6勝4敗、防御率2・99をマークした。先発でスタートした21年は6月から救援に回るなど自己最多の52試合に登板。昨年は3月に右肘のクリーニング手術を受け1軍登板はなく、今季も1試合の登板に終わったが、イースタン・リーグでは37登板で2勝1敗2セーブ、防御率1・41の成績を残した。コメントは以下の通り。 「ジャイアンツに在籍した8年間、監督やコーチ、チームメイトに恵まれ、かけがえのない時間を過ごすことができました。何よりファンの皆様には、どんな時でも温かく声援を送っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。けがが多く、リハビリでくじけそうになった自分に『待っているから』と、とてもありがたい言葉をかけていただいたことは忘れません。このたび、阪神タイガースに移籍することになりました。お世話になったジャイアンツの皆様に恩返しができるよう、阪神タイガースの力になれるよう、目いっぱい腕を振っていきます。ジャイアンツファンの皆様、8年間ありがとうございました」
報知新聞社