まもなく衆議院選挙 「政治に興味がない」若者たち 投票率を伸ばすためには…?【テレビ派・長島カイセツ】
広島テレビのホームページのトップページに『ゼロ選挙』というバナーがあり、ここから日本テレビの候補者アンケートのページを閲覧することができます。
例えば、広島大学がある広島4区を選ぶと候補者が表示され、政策や考え方、特に重視している政策などを、テーマごとに見ることができます。
全国全ての候補者にアンケートを送付していますので、投票の参考にしてください。例えば、少子化対策の財源について、各候補者の考え方が表示されています。スマートフォンからも閲覧できますので、自分の考えに近い候補者や政党はどこなのかを確認でき、家族や友人同士で選挙について話し合うことも、政治に関心を持つきっかけになるのではないでしょうか。
投票率向上のカギを握る『期日前投票』
話を聞いた学生たちが通う広島大学のある東広島市では、ショッピングセンターに期日前投票所を設けています。 ■期日前投票に来た人 「土日に活動していたり、仕事していたりすることがあったりしたので、ここだったらずっとやっていると伺ったので、時間があったので来ました。」
■東広島市選挙管理委員会 川口信 事務局長 「ショッピングセンターに期日前投票所を設けることによって、買い物ついでに投票できて、より多くの方にこちらを利用していただくことによって、投票環境の改善がはかられるという狙いを持っております。」
期日前投票の割合は高くなっており、前回2021年の衆議院選挙では、広島県の場合、投票者数のうち期日前投票をした人の割合は、32%を超えています。この割合は、投票率に換算すると17%近くになることから、投票率向上のためには、期日前投票に足を運びやすくする1つのポイントとなりそうです。
しかし今回は、選挙の準備期間が短く、選挙のお知らせがまだ届いていない有権者もいると思われます。それでも、期日前投票は簡単にできると言います。若者を代表として、広島テレビの20代・金丸真帆記者が、広島市西区で期日前投票をしてきました。 ■広島テレビ 金丸真帆記者 「選挙のお知らせがなくても、期日前投票ができるということなので、やってみたいと思います。」