菊池涼介、戦力外通告の曽根海成と練習「仲間なので」 現役続行へエール送る
広島東洋カープの菊池涼介内野手(34)が23日、曽根海成内野手(29)とマツダスタジアムで練習を行った。曽根は広島から戦力外を通告され、現役続行を目指している。 【写真】曽根 曽根によると、菊池から「キャッチボール相手おるんか」と連絡をもらった。「ネットに投げています」と返事をしたところ、「一緒にやろう」と合同での練習を提案してくれたという。2度目の練習となったこの日は、室内練習場でキャッチボールやノック、打撃練習も行った。 菊池は「自分の練習にもなるし、一石二鳥。それだけなので」と強調した上で、「本人の中でやり切ってないという感覚があるなら、最後までやればいいんじゃないかな。続けてもらいたいし。仲間なので」とエールを送った。 曽根は「感謝しかないです。ありがとうございます」とうれしそうだった。11月14日に開催される12球団合同トライアウトに参加する予定で、「野球ができればいい」と、NPB(日本野球機構)にこだわらない姿勢を明かした。
中国新聞社