先週の流入額上位-「オール・カントリー好配当リバランスオープン(年4回決算型)」など5ファンドが新規ランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年9月24日-27日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、新規設定の「オール・カントリー好配当リバランスオープン(年4回決算型)」など5ファンドが新たにランクインした。
「オール・カントリー好配当リバランスオープン(年4回決算型)」はSBI岡三アセットマネジメントが27日に設定した。外国籍投信への投資を通じて、世界の高配当株戦略の投資成果を反映したクロッキー・オール・カントリー高配当株指数(円ベース)のリターンを享受することを目指す。外国籍投信の運用は、アイルランドの「IQ EQ Fund Management (Ireland) Limited」が行う。
同ファンドのほかには、「HSBC インド・インフラ株式オープン」、「ニッセイ 日本株ファンド」、「年金積立Jグロース」(愛称:つみたてJグロース)、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)が新たにランクインした。「HSBC インド・インフラ株式オープン」は8月26日-30日以来、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は9月2日-6日以来のランクイン。「ニッセイ 日本株ファンド」と「年金積立Jグロース」は今年初めてのランクインとなった。
先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。約176億円の純資金流入となり、9月9日-13日以来2週ぶりのトップとなった。同ファンドのほかには、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が先々週(9月17日-20日)に続いてトップ10入りした。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「たわらノーロード先進国株式」、「iFreeS&P500インデックス」、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」、「ブラックロック・フレキシブル・インカム・ファンド/BINC(為替ヘッジなし/資産成長型)」がランク外となった。
武石謙作