16歳カマルダが新設のミラン・フトゥーロで急成長か「ペナルティエリアは自宅の寝室か?」
ミラン・フトゥーロがかなり仕上がっているそうだ。 今季新設されたミランのセカンドチーム・フトゥーロは18日、コッパ・イタリア・セリエCの2回戦でノヴァーラを2-1と撃破。FWフランチェスコ・カマルダの2得点で逆転勝利だ。 【動画】カマルダ2発! 豪快なPK弾と豪快なヘディング弾 イタリア『カルチョメルカート』は、レッコを3-0と一蹴した1回戦も含め、ダニエレ・ボネーラ初代監督率いるフトゥーロの2試合を論評。 まず、選手個々の基礎技術はセリエCで飛び抜けているとし、オープンスペースの広げ方が巧み。基本的には昨季U-19チームで戦った面々がそのまま昇格しているため、チーム完成度はセリエCの他クラブに劣らないようだ。 チームの要は、トップチーム経験アリの3枚。 身長193cmのレフティー、U-19イタリア代表DFダビデ・バルテサーギ(19)は、フトゥーロだとセンターバックとして起用され、「試合ごとに成長している印象」とのこと。 主将MFケビン・ゼロリ(19)は、[4-2-3-1]のWボランチの一角でプレーし、バランサータイプの新加入MFマッティア・サンドリ(23)の助けもあって積極的に攻撃参加できているという。 そして、“まだ16歳”カマルダはワントップとして、前述のようにノヴァーラ戦2得点。「ペナルティエリアは自宅の寝室か? それほど落ち着いている」とイタリアらしく絶賛された。 ここ最近は、ボールの落下点を予測する力が際立ってきたようで、ノヴァーラ戦決勝点もクロスにヘディング弾。 DFを背負ってからの選択肢増えた模様で、味方のボール保持に連動したスプリント、囮の動きも苦にしていないようだ。 今のところ、ミランのフトゥーロ計画は順調に推移している模様。フトゥーロは24日、初のリーグ戦(セリエC・ジローネB)として、エンテッラとの第1節アウェイゲームに臨む。
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