あなたの知らない札幌《酪農と乳の歴史館》後編 命の大切さを伝えたい
レジェンド・原田雅彦が監督を務めるジャンプチームの展示も
雪印メグミルクといえば、ウィンタースポーツにも積極的に参加しています。同館にも、ジャンプチームの展示を行っているのですが、現在は原田雅彦が監督、岡部孝信がコーチ(ともにリレハンメル、長野五輪メダリスト)を務め、後進の育成にあたっています。 実はこの展示は大きくリニューアルする予定でいます。そのリニューアルを担当するのは、現役引退後コーチ・監督を歴任した斉藤浩哉(長野五輪メダリスト)です。最近は葛西紀明選手に話題を持っていかれているので(笑)、そろそろ当社のチームの選手もどんどん活躍してもらいたいです。 このように、北海道の酪農と雪印メグミルクの歴史が詰まった同館ですが、私が見学の際に皆さんにお話ししているのは「命の大切さ」です。牛が命を懸けて生産した牛乳をいただいているわけですから、その過程というものを知っていただければ命の尊さが伝わるのではと思っています。そしてここ、北海道で美味しいバター・牛乳が生産されていることをより多くの方々にお伝えできればと考えています。