キャロウェイ「ELYTE」シリーズの詳細が明らかに
ドライバーは全4種類
今シリーズで発表したのは、スタンダードのELYTE、X、トリプルダイヤモンド、マックスファストの4種類。スタンダードのELYTEモデルは大多数のプレーヤー向けであり、フェード、ニュートラル、そしてドローバイアスを調整するための可動式ウエートがヘッド後方に装着されている。 ELYTE Xモデルは、ヒール寄りに重量配分されており、ニュートラルからドロー設定となっている。マックスファストは軽量ヘッドがヘッドスピード向上を実現するモデルで、こちらもニュートラルからドロー設定となっている。今作でもトリプルダイヤモンドを採用。こちらはツアー好みの形状で、ヘッド最後尾には安定性のための取り替え可能なウエートスクリューが搭載され、低スピンで操作性の高いモデルとなっている。
フェアウェイウッド
ELYTEドライバーシリーズの4モデルにTiモデルも加わったELYTEフェアウェイウッドは高打ち出し、低スピンでターフの抜けが向上している。フェース下部でのミスヒット、フェース全域でのコンタクトという2点が、今回のフェアウェイウッド開発における主眼となっている。 下部でのコンタクトを補助すべく、キャロウェイはタングステンスピードウエーブを創出。これはヘッド前低部に配された35グラムのタングステンであり、ボール初速とスピン量の向上を実現する。 キャロウェイはエイペックスユーティリティウッドで初めて試みたソール形状設計の向上により、フェース全域でのコンタクトの増強を模索してきた。ELYTEフェアウェイウッドの構造では、ソールと地面とのコンタクトで57%の低減が実現しているため、ゴルファーはよりターフに対して打ち込めるようになっており、フェース全域でコンタクトポイントを深くすることが可能となっている。 ドライバーシリーズでも用意されている4モデルに加え、ELYTEチタニウム(Ti)を作り出した。この独特のモデルは、ELYTEスタンダードモデルとトリプルダイヤモンドヘッドの設計を融合させたものであり、よりディープなフェース、チタン製のフェースとボディが特徴となっている。