【フィギュア】佐藤駿、過呼吸で医務室へ…7位の演技直後に発症 世界選手権の代表入りは濃厚も
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇第2日◇21日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇男子フリー ショートプログラム(SP)6位の佐藤駿(20=エームサービス/明治大)はフリー148・90点の合計230・80点にとどまり、最終順位は7位だった。 冒頭の4回転ルッツで転倒。続く4回転フリップ、4回転トーループも減点になるなどミスが相次いだ。得点を確認すると、表情をゆがめ、タオルで顔を覆った。演技後は過呼吸で医務室に運ばれ、取材エリアには姿を見せられなかった。 佐藤は今月のグランプリ(GP)ファイナルで銅メダルを獲得。開幕前日の19日に行われた公式練習では「調子は悪くない。みんなで、昨年よりいい大会にできるようにしたい」と自信をのぞかせていた。 今季の実績から世界選手権(来年3月、米ボストン)の代表3枠入りは濃厚だが、苦い全日本となった。