日本に精通するブルガリ時計部門のリーダーに超薄型「オクト フィニッシモ」など話題作を連発する極意を尋ねる
ブルガリ「オクト フィニッシモ ウルトラ COSC」
Ref.104081 価格要問い合わせ 2022年発表作のケース厚1.8mmから、突き詰めてさらに0.1mm薄くするとともに、高精度の証明であるCOSC認定クロノメーターの取得を達成。ケースバックとメインプレートに超硬質タングステンカーバイトを採用し、実用的な強度を確保している。ケースバックに刻まれたQRコードは小型データマトリックスだ(※香箱にからケースバックへと仕様変更)。 スペック:手巻き(Cal.BVL180)、毎時2万8800振動、約50時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm、厚さ1.7mm。非防水。世界限定20本。
―― 超薄型ラグジュアリーウオッチの代表格であるオクト フィニッシモは、デザインにおいても数々の革新をもたらしてきた。こちらも新作の「オクト フィニッシモ スケッチ 限定モデル」は、まさにアートピースと呼ぶに相応しい。 「ブルガリが誇る美しいタイムピースを生み出すスタートとなるスケッチは、ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが毎回担当しています。今回はブルガリ創業140周年という記念すべき年ということもあり、特別なデザインとしてシースルーバックから見えるキャリバーを文字盤に描くことを思い付いたそうです。スケッチとは、アイデアを最初に投影したものであるため不完全なもの。芸術家たちが、弟子や生徒とイメージを共有するために描くもので、作品を再現するための拠り所ともいえます。その歴史は古く、最も古いスケッチとなるとイタリア・ルネッサンス期まで遡るのです。こうしたルーツやイタリア語の「Schizzo」が転じて「スケッチ」となったことからのインスピレーション、ローマ生まれのブルガリとの親和性もあり、この独創的な“身に纏うアート”が生まれました」
ブルガリ「オクト フィニッシモ スケッチ 限定モデル」
Ref.104163 250万8000円 ブルガリ140周年アニバーサリーコレクションのひとつ。ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏による緻密かつ芸術的なスケッチをそのまま文字盤に描いており、同色系のグレー針はスケルトン仕様で、インデックスをあえて省くなど、デザインへのこだわりが垣間見れる。 スペック:自動巻き(Cal.BVL138)、毎時2万1600振動、約60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm、厚さ6.4mm。10気圧防水。世界限定280本。