中田翔に匹敵する補強? 中日に新加入の強打者に「対応能力高い」指摘が
日本球界に溶け込む姿勢
ゲーリー、来日9年目を迎えたダヤン・ビシエドに共通していることは日本の環境、文化に積極的に溶け込もうとする姿勢だ。ゲーリーは名古屋市内で見かけた破魔矢を気に入り、自室に飾るなど日本の生活を楽しんでいた。 低迷期が続く中日で、救世主として期待されるディカーソンは幼少期より鳥山明原作のアニメ「ドラゴンボール」の大ファンだという。週刊ベースボールの取材にこう語っている。 「好きな野球選手はケン・グリフィーJr.とトニー・グウィーン、それとイチロー。(メジャーの試合で)彼が打ったフライが自分のところに飛んで来たんだ。世界一の選手を打ち取ったんだと感じた。シーズン200安打を何年も続けて、本当にすごいプレーヤーだよ。日本文化ではアニメの『ドラゴンボール』のキャラクター、ベジータが好きなんだ。もともと悪いヤツだったけど改心した。いいヤツかは分からないけれど、成長していった。その成長が素晴らしい。悟空も好きだが、ベジータの一面に共感できたんだ。ドラゴンズのユニフォームも気に入っている。ドジャースと似ていると指摘されることもあるけれどドラゴンズはドラゴンズだよ」 33歳と円熟味を増した助っ人は異国の地で、ジャパニーズドリームをつかめるか。 写真=BBM
週刊ベースボール