伝統的かつモダンな紺ブレ、新鮮なラガーシャツetc.「ブルックス ブラザーズ」の“粋”なクラシック
ラガーシャツを大人が取り入れるならば
ドレスシャツの代わりにラガーシャツをジャケットに合わせる着こなしは、かつてアイビーリーグの学生が編み出したもの。時を経て、今また新鮮だ。 パープルボーダーのラガーシャツは襟のみがグリーンのシャツ生地になっており、ジャケットに合わせやすい。 ジャケットには尾州の老舗「イチテキ」社による、ウールカシミヤのガンクラブチェックを使用。 3つボタン段返りのスタイルに通常はないウエストダーツを設け、ウエストラインをシャープにフィットさせた日本独自の「トーキョー」モデルだ。
現代的で合わせやすいさりげないアレンジ力
英国伝統のタータンチェックを巧みに取り入れ、変化に富む装いを表現するのがアメリカンクラシックの流儀。 グリーンとレッドのチェック柄を配した2プリーツのウールスラックスは、通常ホワイトが多いベースをベージュにし、コーディネイトしやすい表情に。 ホワイトのBDシャツと、ネイビーのケーブル編みニットのシンプルな合わせもサマになる。ニットは上質なオーストラリアウールを用い、左胸のアイコン刺繍で一枚でもキマる。 長山一樹(S-14)=写真 吉野 誠=スタイリング 松本和也=ヘアメイク 竹石安宏(シティライツ)=文 島田 明=ディレクション
OCEANS編集部