女子ゴルフ・渋野日向子、「まだ米ツアーの選手として結果を出せていない」約3カ月ぶりの国内試合「結果求めたい」
女子ゴルフの日米両ツアー共催大会、TOTOジャパンクラシック(賞金総額3億円、優勝4500万円)が31日から4日間、大津市の瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で行われる。開幕前日の30日は大会会場でプロアマなどを実施。約3カ月ぶりに国内での試合に出場する渋野日向子(25)=サントリー=は「まだ米ツアーの選手として結果を出せていない。結果を求めたい気持ちはめちゃくちゃある」と意気込んだ。 今季は米ツアーで21試合に出場し、全米女子オープンで2位、全米女子プロ選手権で7位とメジャー大会で好結果を残した。しかし、メジャー大会以外では最高が20位。「一年を通しては良い一年だったとは言えないと思う」と苦笑いで振り返った。 2週前の韓国での大会を体調不良のため棄権した。「急にですね。けがではない。体が結構パンパンになっちゃって…。痛かった。原因は分からない」。現在も薬をのむなど回復途上のようで「治ってはいないが、良くなってきているかなという感じ」と話した。 不安を抱えているだけに「ショットの良いイメージがない分、打たされるだろうなと思いながらやっている」と10ヤード程度のアプローチを練習しているという。万全の状態ではないが、「一打一打、悔いの残らないように打つのが大事だと思う」と全力プレーを誓った。
中日スポーツ