<春風を待つ―センバツ・宇治山田商>鳥羽出身2選手が抱負 市長に出場報告 /三重
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する宇治山田商の硬式野球部に所属する選手2人が11日、出身地の鳥羽市役所を訪れ、中村欣一郎市長に出場を報告した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 市長を表敬したのは、いずれも2年生で、同市立鳥羽東中出身の中村帆高さんと同市立長岡中出身の中屋拓斗さん。緊張した面持ちで市長室に入った2人を、市職員が中村市長に紹介した。中村さんは「三重県の代表として選抜に出場させていただくことになりました。鳥羽市の代表として頑張って来たいと思います」と決意表明。中屋さんは「初めての甲子園出場ですが、残念ながら背番号はもらえませんでした。選手たちのサポートをしながら共に頑張ってきたい」とあいさつした。 野球をしてきたわけではないが、甲子園は憧れの地と話した中村市長は「鳥羽出身の選手が出場するのはうれしい。持てる力、やってきたことを存分に発揮してほしい。うれしい報告を待っています」と激励した。【大竹禎之】 〔三重版〕