ランチ代を「ブラックカード」で支払っていたパート勤務の友人。ブラックカードを持つメリットはあるのでしょうか?
パート勤務のママ友が、ランチ代をブラックカードで支払っていたら、驚かれる方も多いでしょう。ブラックカードは、一般的には加入条件が厳しく、誰もが持てるカードではないとのイメージを持つ方もいます。 さらには、ブラックカードはどのような条件で加入できるのか、加入することでどのようなメリットがあるのか? といったことを考える方も多いでしょう。 この記事では、ブラックカードの入会基準や所有するメリットについて解説します。
ブラックカードを所有できる基準は?
ブラックカードは、各クレジットカード会社の最上級カードに位置しています。完全招待制を採用しているクレジットカード会社がほとんどとされており、入会基準も公表されていないようです。 一般的には決済金額や年収、社会的信頼性などを総合的に判断するとされており、一定以上の年収が必要と考えられるでしょう。 アドバイザーナビ株式会社が実施した「クレジットカードに関するアンケート調査」によると、メインで使用しているクレジットカードのランクについて、最も割合が多かったのはやはり「通常カード(83.1%)」ということでした。 通常カードは利便性とコストパフォーマンスが評価されており、特に年会費無料、また、低コストで利用できる点が魅力なようです。一方ゴールドカードの使用回答率は15.6%、プラチナカードおよびブラックカードはそれぞれ0.6%、0.3%という結果でした。 なお、パート勤務の場合、ブラックカードに申し込んでも審査に通る可能性が考えられます。そのため、ブラックカードを所有している場合は、パート以前に勤めていた会社時代に発行したものであったり、旦那の家族カードだったりする可能性があるでしょう。
パート勤務者がブラックカードを所有するメリット
パート勤務者が、ブラックカードを所有すると、以下のようなメリットがあるようです。 ・専用のコンシェルジュを利用できる ・社会的信頼性を高められる ・保険や特典が充実している それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■専用のコンシェルジュを利用できる ブラックカードを所有している場合、専用のコンシェルジュを利用可能です。プラチナカード以上に付帯するサービスの代表例であり、24時間365日のサポートを提供しているクレジットカード会社もあります。 コンシェルジュサービスでは、レストランの予約や旅行の手配など、さまざまなサポートを実施している点が特徴です。可能な限り、さまざまな相談に乗ってもらえるのはコンシェルジュサービスの強みでしょう。 ■社会的信頼性を高められる ブラックカードを所有していると、それだけで社会的信頼性が高いと考えられています。高収入もしくは地位の高い職業についていないと招待されないとされているようです。 クレジットカード会社の基準を満たさなければ、招待を受けられないことからも、所有者の社会的信頼性は高いものとなることが想定されます。 ■保険や特典が充実している クレジットカードには、さまざまな保険や特典が付帯していることもありますが、ブラックカードの場合はそれらの内容がより充実しています。 例えば、会員制のお店を予約できたり、限定のイベントに招待されたりなどがあげられるでしょう。高額な年会費に見合った保険や、特典を受けられるのはメリットです。
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