キュートでチャーミングな新型「ランチア イプシロン」正式発表 お馴染みのディテールを備えたスポーティなモデルが復活!
ランチア イプシロン(Lancia Ypsilon)にHFが復活
おなじみのディテールを備えたスポーティなモデルが復活。新型イプシロンは、ランチアを再び成功への道へと導く!
ランチアはプレミアムブランドになりたい
ランチアが再び戻ってきた!ステランティスは、新たなルネッサンスを成功させるためのプレミアムブランドとしてランチアを選んだ。2024年以降、2年ごとに合計3つのニューモデルが市場に投入される。最初のモデルは、今夏に発売される小型の「イプシロン」である。
40年弱で4世代、約300万台を販売 – イプシロンとは?「イプシロン」はランチアの絶対的ベストセラーである。このサクセスストーリーは、新型モデルでも継続される予定だが、イタリア側は将来的に異なる道を歩み、「イプシロン」をプレミアムセグメントに位置づけたいと考えている。
「ストラトス」、「フルビア」、「ベータ モンテカルロ」・・・、プレスリリースを読んだとき、それが本当に「イプシロン」のことなのか、それともブランドの肖像画のことなのか、よくわからなかった。もちろん、ランチアはその歴史に誇りを持っているが、新しいモデルは何よりも独立したものでなければならない。特に、このクルマがブランドを活性化させるものであるならば。
約4万ユーロ(約640万円)から?
新しい販売戦略により、「イプシロン」がドイツで販売されるのは2025年夏以降となる。プレミアムスモールカーの価格がいくらになるかは、まだわからない。同じステランティスグループの「オペル コルサe(ロングレンジが38,045ユーロ=約608万円から)」と「プジョーe-208(35,425ユーロ=約566万円から)」のベース価格を考えると、イプシロンが40,000ユーロ(約640万円)前後からスタートしてもおかしくはない。
プレミアムであろうとなかろうと、小型車には大金だ。しかし、イタリア人はアップグレードによって意図的に新しいターゲットグループを獲得したいと考えており、この価格では必然的にそうなる。「イプシロン」がランチアを成功への道に戻すかどうかは、想像できない。