キュートでチャーミングな新型「ランチア イプシロン」正式発表 お馴染みのディテールを備えたスポーティなモデルが復活!
カッシーナ特別モデル
ドアを開ける:居心地がいい。2024年夏の市場導入に向けて、高級家具メーカー、カッシーナとのコラボレーションによるイタリア市場限定1,906台のイプシロン特別モデルが用意される。 家具メーカーが手を貸したことは、インテリアのところどころに表れている。ダブルキルティングが施されたブルーのベロアシートは、過去のモデルへのオマージュというだけでなく、見た目も上品で座り心地も最高だ。オペルやプジョーでは太刀打ちできない。
前列のスペースは小型車としてはまずまずで、「コルサ」や「208」に匹敵する。身長1.83メートルでは、後部座席は少し窮屈だ。しかし、短距離の移動には十分だろう。
室内にはコーヒーテーブル
オペルやプジョーにない特徴のひとつが、センターコンソールにある手作りのコーヒーテーブル「タボリーノ」だ。冗談ではなく、カッシーナ製のこの多機能テーブルは、スマートフォンをワイヤレス充電したり、タブレットや小物を置いたりすることができる。確かに、車内にテーブルというのは、最初は奇妙に聞こえるが、予想以上にうまく機能している。また、話のネタにもなる。 すべての関連情報は2つの10.25インチディスプレイに表示される。操作はシンプルでスムーズ。クライメートコントロール用のボタンとノブのある独立したバーがある。そして、「S.A.L.A.」 – このシステムは気候、オーディオ、アンビエント照明などの様々な機能を組み合わせて、ボタンや音声コマンドに触れるだけでムードを変えられるように設計されている。 プレミアムという主張は、マッサージ機能付きの電動調整式運転席シートなど、小型車ではむしろ例外的なディテールにも表れている。しかし、スタートボタンやドライビングモードスイッチなど、他の場所ではステランティスのベースが光っている。
結論
「イプシロン」は競合車よりも独立性が高く、洗練されている。デザインと素材の選択が気に入っている。ステランティストリオ(オペル、プジョー、ランチア)の中では、「イプシロン」が私のお気に入りだ。しかし、プレミアムであろうとなかろうと、小型車に約4万ユーロ(約640万円)は高すぎる。
Jan Götze and Kim-Sarah Biehl