ナ・リーグ地区首位対決はフィリーズが先勝 ターナーの満塁弾など10得点、今季最速で2桁勝利トリオ形成
○ フィリーズ 10-1 ドジャース ● <現地時間7月9日 シチズンズ・バンク・パーク> フィラデルフィア・フィリーズがドジャースとの地区首位対決3連戦に先勝。トレー・ターナー内野手(31)が満塁本塁打を放つなど、10得点の大勝を収めた。 フィリーズは2回裏、二死からブランドン・マーシュが四球と盗塁で好機を演出し、ラファエル・マルシャンの適時代で先制。さらに安打と暴投で二、三塁とすると、カイル・シュワーバーが2点適時打を放ち、序盤で3点のリードを奪った。 4回裏にはヨハン・ロハスの適時打で1点を加え、なおも無死満塁というチャンスでターナーが8号グランドスラム。さらにブライソン・ストットも6号ソロを放ち、一挙6得点のビッグイニングを形成。7回裏にはマーシュが8号ソロを叩き込み、試合を決定付けた。 投げてはエースのザック・ウィーラーが5回3安打、7奪三振、1失点と好投。左腰の張りにより降板するも、大量援護を受け今季10勝目をマーク。フィリーズはレンジャー・スアレス、アーロン・ノラに続いて、今季MLB最速で3人目の投手が2桁勝利に到達。貯金を27としている。
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