【計算できる?】5分で落ちる砂時計、砂2倍・くびれ半分にすると何分で落ちる?|大人が忘れている「反比例の計算」
こんな感じですね。反比例のグラフは2本の曲線でできているんですね。
モリ 反比例のグラフは、𝒳軸と𝒴軸に近づきいていきますが、決して交わることはありません。𝒴=a/𝒳 はいずれの値も0をとらないからです。なので線は理論上、無限に伸びていきます。 アユム aがマイナスの場合はどうなりますか? モリ a=-6のときも同様に計算し、点を打ってみましょう。 アユム
あ、反転した!
モリ そうなんです。中学校のとき、数学はまる覚えで乗り切る! という方もいたかと思います。でも、適当な数字を入れてグラフをかくと、形がわかるので覚える必要もないんですよ。身の回りにある反比例を見つけて、式を作って楽しんでください! アユム それでは、3度注ぎの美味しいビールをいただいてきます! ■ ポイント ・反比例は、かけると一定の値を取るもの。 ■ 今日の問題をおさらい Q1. 5分で砂がすべて落ちる砂時計があります。砂の量を2倍にして、くびれの断面積を半分にした砂時計は、何分ですべての砂が落ちるでしょう? 砂の量が2倍なので、比例で時間が2倍になる。 さらに、くびれの断面積が半分になるので、反比例で時間が2倍になる。 よって、5(分)×2(倍)×2(倍)=20(分) 答え:20分 Q2. 600Wで100秒温めるお弁当があるとき、1200Wだと何秒でしょう? 600(W)×100(秒)=60000(ジュール) 60000(ジュール)÷500(W)=120(秒) 答え:120秒