様々な業界が放っておかない! F1から引退したダニエル・リカルド……今後は一体何をする?
ダニエル・リカルドは、2024年のF1シンガポールGPを最後に、F1を離れることになった。 【動画】チームのアクティビティでも、お茶目なリカルドがたっぷり。角田裕毅と挑んだ日本GP 2023年のシーズン途中、ニック・デ・フリーズの後任としてアルファタウリ(2024年はRB、2025年からはレーシングブルズとなるチーム)に加入に加入した時、ファンはリカルドの再びの活躍を期待した。しかしチームメイトの角田裕毅以上のパフォーマンスを発揮することはできず、2024年のシンガポールGPを最後に、リアム・ローソンにそのシートを明け渡すことになった。 リカルドは13年にわたるF1キャリアの間に、いくつもの印象的な勝利を手にしてきた。また表彰台でのシューイやその朗らかな笑顔などで、多くのファンを惹きつけた。人気の高いドライバーのひとりであり、今後も忘れ去られるようなことはないだろう。 ではF1を引退した後のリカルドは、何をするのだろうか?
■ハリウッド進出?
リカルドはHuluがサポートするコメディ「ダウンフォース」で、既にハリウッド進出に向けて進んでいる。 この番組はテスト中であり、レースチームの相続人である女性が、チームの成功に向けて難しい選択を迫られるというストーリー。リカルドはこれにエクゼクティブ・プロデューサーとして携わっている。 ただこれを足がかりに、演者としてカメラの前に立つというチャンスを手にすることも十分に可能だろう。リカルドが所属するマネジメント会社が、アカデミー賞を受賞した俳優のマネジメントも担当しているということも、後押しになろう。実際最近では、NFL選手のジョシュ・アレンと共にショートフィルムに出演し、演技力も発揮した。 なおリカルドがアメリカのスポーツとの結びつきを強くするということも考えられる。彼はオーストラリア人のアスリートだが、前述の表彰台でのシューイなどで、アメリカ人ファンたちを虜にした。
■ファッションリーダーに?
リカルドも他のF1ドライバーたちと同様に、自身のグッズラインアップを充実させた。しかし、そのブランド名をRIC3からEnchanteに変更……ファッションにどれほど真剣に取り組んでいるのかを証明した。 このブランドは、オンラインで購入できるほか、ニューヨークなど複数のポップアップストアでも販売されている。既にリカルドは、十分な数のファンを獲得しており、それはF1に出ているか否かは関係ない様子。売上も好調のようだ。 ただリカルドは、テーラーメイドの洋服にはあまり興味がない様子。その分野は、ルイス・ハミルトンに任せるべきであろう。